ハワイの日本語新聞"日刊サン"に掲載されたコラム記事です。

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男性の眉のコンプレックスについて考える

最近は男性でも眉のアートメイクをされるケースが増えてきています。

以前のコラムではお手入れの方法をいくつか紹介させていただきましたが、今回は女性と同じアートメイクについてです。

男性が眉を綺麗に整えることに付いては徐々に普通の事となりつつあります。

剃ったりカットしたりは日常的なことでしょうが、アイブロウペンシルを使って足りないところを足しているという方は珍しいでしょう。

芸能人では普通に見られることでも一般人にはまだまだ市民権を得られていないですね。

ですが男性でも眉にコンプレックスをお持ちの方は意外と多くいらっしゃいます。

恐らく今このコラムを読んでくださっている「そこの彼方」もその一人ではないでしょうか?

男性が気になさっている点は女性のそれとは少し違います。

毛が多すぎる場合は美容院などでカットしてもらったりする事もできますが、少なくて困っている方の多くは

  • 眉がまばらに薄くて不幸っぽく見える。
  • 加齢で眉が生えてこなくなりコワモテになってしまった。

この二つが多いですが、それらを改善できない一番の大きな理由は

「男だから眉の化粧ができない。」

これです。男性は女性のようにお化粧で手を加える事ができません。いつもスッピン素顔で勝負なのです。

その分、いかに自然に仕上げなければならないか、という事は言うまでもありません。

使用する色、濃さ、形、顔の輪郭と全体的なイメージとのバランス。

施術後に人に会った際に笑われるような事は絶対にあってはいけないのです。

それらが無事にクリアできた後はもう大丈夫です。

今までのコンプレックスは和らぎ、お化粧する事無くスッピンでも整った眉がそのお顔に付いています。

毛があるが長さがが足りないという方でも眉尻を足して全体的に整えるだけで眉は生まれ変わります。

女性同様、男性も眉でお顔の第一印象は決まりますよ。

ベスト眉二スト

近頃頻繁に眉の整え方についてのご質問をいただきます。

いくつか前のコラムでもご紹介させていただきましたが、一般的なのは、

  • カット
  • 抜く
  • 剃る

この3つです。

中にはワックスという方法もあります。

お手入れの方法は私流で言わせていただくと、一つの眉でも抜く、カット、を組み合わせたり剃る、カット、を組み合わせて頂くと更に良いと思います。

毛の生え方や密集している部分、長さを見る角度を変えて良く観察していただくと判りやすいかと思います。

先日「ベスト眉ニスト」という賞に女性が梅宮アンナさん、男性に細川茂樹さんが選ばれたそうです。

こんな賞があったとは知りませんでしたが、「自分の骨格やフェイスバランスにぴったりと合った眉の持ち主」という事が選考された1つの理由だそうです。

さすがにお二人ともご自分のイメージに合った意思の強そうな眉をお持ちです。

アンナさんの場合は彼女のライフスタイル、仕事、プライベートなど最高の自分でいようとする努力も高く評価されたようです。

やはり眉は自分を盛り上げる為の1つの道具であり、眉をいつもきちんと整えるという事はそのための手段であると言えると思います。

ご自分の骨格や輪郭、顔立ちの美しさを最も引き出すのは眉です。

眉のもたらす影響をまだまだご存じない方も多くいらっしゃると思いますが、こればかりはご自分で体験していただかない事には判りません。

自分だけのパーフェクトアーチ。たった一つの自分だけの眉。

皆さんの思われる「ベスト眉ニスト」は誰ですか?

アートメイクで後悔をしない為の微調整@

アートメイクの施術に興味はあるものの、間違った噂や知識などが一人歩きし、なかなか受ける事ができないでいらっしゃる方々は多いと思います。

もちろん「こんな風になるのなら絶対に嫌。」と思ってしまう施術例を見てしまったせいもあることでしょう。私も初めはそうでした。

アートメイクの現場では常に必至の覚悟で技術の限界と戦っています。成功か否か。お客様が満足されるか不満足か。

施術者は最初の見極めの力でお客様が納得する形をほぼ一発勝負で表現します。

一般にアートメイクは施術回数を要します。修正を兼ねた微調整を重ねながら徐々に仕上げます。微調整は繊細で重要な技術です。

お客様が伝えたいニュアンスを受け取り、それを施術者がそれを表現するというように、現場ではある意味以心伝心的なもので形に表さねばなりません。

一般にアートメイクは施術回数を要します。修正を兼ねた微調整を重ねながら徐々に仕上げます。微調整は繊細で重要な技術です。

お客様が伝えたいニュアンスを受け取り、それを施術者がそれを表現するというように、現場ではある意味以心伝心的なもので形に表さねばなりません。

お客様の中にはアートメイクの結果に不満を持ちながらも、その失敗に懲りず数箇所のサロンをはしごし、それでも満足な結果を得ていらっしゃらない方もおられます。

それはもちろん施術者側にも責任はありますが、その方の「施術者への見極め」がかなり関係してくると思います。

以前にも同じような内容を書きましたが、アートメイクは最初が肝心です。ご自分の求める結果を出す事ができる施術者の調査が重要です。

ナチュラルな仕上がりというものはほどほどで丁度良いと思います。後で消したくなるような刺青眉にならないよう気をつけなければなりません。

リタッチなしで10年以上色も形もくっきりと残ってしまうような「刺青眉」と2年に1回の微調整とリタッチで回復するアートメイクのどちらを選ばれますか?

アートメイクで後悔をしない為の微調整A

今回は前回に引き続き「微調整」についての第2回目です。

眉は額と目の境界線のようにも見えますが十人十色の形があり、お好みの形も様々です。その「眉の形」には基本となるパターンがあります。

小鼻と目じりの延長線上というのが一般的ですが、それはあくまでも基本の基準であり全てのお顔に適応するわけではありません。

顔の幅が細い方と広い方では同じようにはなりませんし、目が離れている方とくっつき気味のかたとではまた違ってしまいます。特に骨格でこめかみから目の辺りの凹凸はとても関係してきます。この場合斜めから見た場合と正面から見た場合とではかなりの違いが出ます。

人のお顔が十人十色であるように眉の形もそれらに合わせて表現する事がデザインの見極めだと思います。

鼻がお顔の中心だとは限りませんし、眉の形(長さ、位置)は左右が微妙に違って当たり前です。生まれながらに持つ眉の形は不変です。流行の眉でもご自分に似合ったデザインをアレンジする必要があります。

「自分に一番良く似合う眉の形って?」

と、悩まれる方は多いと思います。

その時の年代、時代、流行などの背景が様変わりする分、その時の生活環境なども関係してお顔立ちも変化し、その時のご自分に合う眉の形も移り変わると思います。

そういう意味でアートメイクはアフターケアーの微調整を繰り返す事がかなり大切になってくるのです。薄く入れておいたアートメイクが徐々に退色し、マンネリしてきた頃、微調整を行えばまたその時のご自分にあった眉が微調整によって蘇るのです。同時に若返ります。そのようにして美しい眉を維持していくと良いでしょう。

アートメイクは一定の眉の形をキープする事ができますが、途中からマンネリ化してくる場合もあります。ですので決して濃く入れてはなりませんし、他の技術者の方々にもそうお願いしたいです。なぜなら微調整する余地もない場合が多いからです。

微調整が可能な眉の場合、その調整によりご自身のお顔も変化して若返ります。そしてそれが自分自身に刺激を与える効果もあるようで、お顔の衣替えをしたかのような気分になると思います。

原型の形から行き過ぎた調整は微調整ではありません。ナチュラルな仕上がりとは何事も「ほどほど」で丁度良いのです。初回の施術はくれぐれも後悔しないような微調整のできる施術を受けられる事をお勧めいたします。

アートメイクで後悔をしない為の微調整B

今回は微調整についての第3回目です。1回目は「バランスの微調整」、2回目は「形の微調整」、そして今回は「色の微調整」で締めくくりたいと思います。

アートメイクでカラーを調整する場合にはいくつかのケースがあります。

  1. 初めてアートメイクの施術を受ける時のカラー選択
  2. メンテナンス時のカラー選択
  3. 古くなったアートメイクのカラーチェンジとその後の施術のカラー選択

カラーを選択した際に、色素の発色が悪かったり思っていたのと多少違ってしまったり、、それぞれのケースで微調整が必要とされる事が時々あります。

初めてアートメイクを体験する方で1回目の施術ではあまり濃くない色を選ばれすケースが多いですが、色が落ち着いた2度目のリタッチ時に濃い目の色に変更なさるという事が多いです。

施術前のカウンセリングで眉に付いてのご要望をお伺いするとほとんどの方が「茶色」とお答えになります。

アジア人の眉の色は黒がほとんどです。しかしその方によって毛質(太い、細い)や密度、毛並み(毛の流れ方)によっても見た感じはかなり違ってきます。アートメイクで自然な感じを表わすためには眉の毛質を見極める事がかなり大切です。

髪に流行色があるように。眉の色にも流行があります。髪の色と合わせるのもポイントの一つではありますが、実はお肌の色との関わりもあります。

一般にアートメイクの色素はお肌のフィルターに透かすことで、色の発色や見え方にも違いが出てくる事もあるのです。

「濃い色はお顔がきつく見えるので薄めの茶色でお願いします。」とおっしゃる方も多いです。

なぜならいつものお化粧で薄めのパウダーやペンシルにこだわりをお持ちでいらっしゃるためです。

しかし実際にアートメイクを体験した事により、持ち続けてきた先入観やこだわりも不思議と変化してきます。

そのため2回目の施術時に「もう少し濃い目の色で、、」というお答えをいただく場合も少なくありません。

アートメイクは一言では簡単に済ませる事ができない「奥深い見極めの融合」によって完成させていくものなのです。

その見極めには技術者自身の感性の特色が多少なりとも仕上がりに反映してしまいます。

もちろんその眉は技術者の眉ではなく、お客様の眉なのでその方のご要望ご意見などを充分に理解したうえで、ということです。

まれに、間違った情報、先入観や失敗例などからアートメイクに関して悪いイメージが先行しているのも現状です。

今回も含め過去3回にわたりお伝えした「微調整」についてご理解を頂けたら幸いでございます。

アートメイクに対するイメージと誤解について考える

毎日、眉を描くのが大変でそれでも上手く形が決まらなかったり、どう描いてよいのかわからなかったりお困りの方は多くいらっしゃると思います。

それでもアートメイクに踏み切れないその理由は、

  • 痛みを耐えられそうにないから
  • 体の刺青と同じように顔に針をブスブス刺されるのが怖いから
  • どんな眉にされてしまうか心配だから
  • 青く太くされるなら毎日苦労して描くほうがマシだから

上記が代表的な理由だと思います。

以前にもこのコラムで説明させていただいておりますので、重複してしまう部分もございますが、重要な部分なので繰り返します。

アートメイクとは表皮の0.01〜0.03mm部分を引っかくようにして色素を入れていきます。

その程度なのでお肌のターンオーバーなどにより徐々に2,3年で薄くなるわけです。

ですので「針を刺す」というイメージはなくしていただいた方が良いと思います。

痛み止めのクリームを塗布しますので、痛みも皆様が思っていらっしゃるほどではありません。

ちなみに体に入れる刺青の色素を入れる深さは2〜3mmです。当たり前ですが一生落ちる事はありません。これと同じ事を顔にやられると思われるのは大きな勘違いです。

それと80年代の第一次アートメイクブームの頃の施術「刺青眉」は残念ですが落ちません。

この頃に使用した色素は黒のみと思われます。かなり深い部分まで色素が入っているため、形はくっきり残っていますが色が古くなったため青くなってしまっています。その時の流行のため太目の眉が多く見られます。

なので、2,3年で薄くなりその後のリタッチによって修復可能という事は大変重要なポイントになります。

ここハワイにも不法でなさってる方も含め、数多くの技術者がおりますがそれぞれテイストやこだわりが違います。

施術を受ける前にご自分が求めていらっしゃる結果を出してくれそうな技術者の調査を充分にしていただきたいと思います。そして納得のいくまで何度でもカウンセリングを受けてください。

決して「家から近いから」「値段が安いから」「家まで来てくれるから(違法行為です)」などの理由のみで急いで決められる事はお勧めしません。

無理に他の部位の施術も押し売りしたり、話を聞かずに勝手にデザインの押し付けをする技術者も考えものです。

顔の中でも一番重要なパーツである眉です。それこそ「苦労して描いていた頃に戻りたい…」と思うことなく、「やってほんとうによかった!」と思いたいものです。

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アートメイクとMRIの関係性

時々「MRIの検査は受けられますか?」とのご質問を頂く事があります。

MRIとは日本語で「磁気共鳴診断」というらしいのですが、漢字の意味からもわかるように、磁気を帯びた物、金属製のものに反応する検査です。

この検査を受ける際には問診表の質問事項に答えなければなりませんが、その中に「アイライン」「刺青」という欄があります。

なぜかというと使用されている色素の中に金属製の材料が含まれている場合があるからです。

何年から何年の間というようにはっきりとした時期は指定はできませんが、昔はアートメイクの色素の中にも金属は使用されていました。

特にアイライン専用の色素に多く使われていたようです。

数年前からはその色素は製造中止になり現在では使用されていないと思いますが、金属の成分が入った色素を使用したアイライン、アイブロウはMRIの検査を受けた際、磁気と電波に反応しその部分が熱を出し火傷のような状態になってしまう場合があります。

これは永久的なアイラインの施術用として故意に作られた色素ですので、最近では稀なものです。

もちろんアートメイクのみに拘っているのではなく、ペースメイカー、弾丸、その他金属が体内に入っている場合も申告しなければなりません。種類によっては検査できない場合もあるようです。

私自身も過去に2回MRIの検査を受けておりますが、FDA (米国食品医薬局) の認可を受けている色素を使用している事を医師に伝えたため問題ありませんでした。

将来検査を必要とされている方で心配なさっている場合は担当の施術者に確認されるのも良いでしょう。

それと日本はTattoが入っていると温泉やプールにも入れないという事を心配されて、質問を頂く事もありますが、この場合は絶対に大丈夫です。

むしろ「やっていて良かった〜!」と実感されるはずですよ。

リタッチとは その1

今回は「リタッチ」について具体的に説明したいと思います。

今まで私の目線でコラムを書いておりましたが、あるお客様から「リタッチは一体どのような事をするのですか?」と、素朴な質問を頂きました。

そうですよね、何も経験の無い方からすると「それって何?」と思われるのも当然だと思います。

アートメイクは数回の施術で仕上げていきます。施術者により、考え方や方針に違いがあると思いますので、例として私個人のやり方を説明させていただきます。

まず初回はほとんどの方が不安な気持ち100%だと思います。

  • どれくらい濃くなってしまうのだろう…。
  • 自分が思っている形に仕上がるだろうか…。
  • 痛みはどれくらいなのだろう…。

デザインの時間を充分に取って納得したデザインでも、アイブロウペンシルと針で色を入れたのでは見た目は明らかに違ってきます。これは仕方がありません。

施術が終わって鏡を見ても目が慣れていないのと普段のメイクより多少濃い目で仕上がっているため正直あまり良くわからないのは普通の事です。

特に今までのメイクでの眉の形を変えた場合はなおさらでしょう。

それでも数日でかさぶたが取れ色も落ち着いた頃には目も慣れてきて「自分の眉」になってきていると思います。

    そして形についても

  • もう少し長めのほうがよいかしら。
  • もう少し太めでも大丈夫かしら。
  • もう少し濃い目でも良いわ。

施術直後はピンとこなくて良くわからなくても、1週間後にはご自分なりの多少強気な要求が出てくると思います。

その時に「長すぎた、太すぎた、濃すぎた」と感じていただきたくありません。長さや太さを「足す」事はいつでも簡単にできます。色を濃くするのも大丈夫です。

ですが、「消す」という作業はできれば避けたい作業です。

ですので初回の施術ではお客様の不安な気持ちを和らげるようあくまでも控えめに「細め、短め、薄め」で済ませます。

2週間後のリタッチ時にはどこをどのように足したいかをお聞きして更にデザインを描き、肉付けさせたデザインを施術します。

この方法ですとご自身も安心だと思いますし、心配していた周囲からの反応もほとんど無いでしょう。

次回(再来週)もリタッチに付いての続きを説明させていただこうと思います。

リタッチとは その2

今回も「リタッチとは一体どういう事をするのか?」についてです。

前回はリタッチをする事を前提にした初回の施術の説明でした。

初回の施術から数日で無駄な色が落ち、肌に残っている色はかなり薄くなります。

それと同時に一回り小さく見えたり、さらに左右の濃さの違いや太さの違いが出てきてもおかしくありません。

初めは少し濃すぎると感じていてもこの頃にはあまり薄くなってしまった事に不安を感じる方いらっしゃるようです。

慣れとは面白いもので、2週間前には目が慣れていなかった為、前髪で隠しておきたかったはずなのにいつの間にかその濃さにも慣れて当たり前のようになってしまった、という方も少なくないのではないでしょうか。

施術者はそれを予想した上で初回の施術を行います。これで2回目のリタッチは初回のように不安ではないはずです。1度目でどういう流れになるか体験済みなので怖い物無しです。

それと、初めはどうして良いかわからなかったデザインも2週間の間に

  • ここをもう少し長くしたい。
  • 左右の眉の間をもう少しくっつけたい。
  • もう少し太くでも大丈夫かも。

などというようにご自分なりの希望が出てきます。

前回でも書きましたが初回はわざと細め、短め、薄めに仕上がるように済ませ、あえてご自分が最終的にどのようなデザインを欲しているのかご自身で追及していただきたいのです。

そこでリタッチという作業が力を発揮します。短い、細いと思った箇所に色を足せば良いのです。

薄くなった箇所には更に色を乗せて濃くすることができます。それと同時に左右のバランスをマッチさせます。

そのようにして徐々にご希望の眉に完成させていきます。こうやって「オーダーメイドの眉」は完成していきます。

ちなみに、初回から2週間待つのは何故かというと、針で色素を入れるという作業なので擦り傷と同じ感じになります。

リタッチ時に同じ作業を繰り返すわけですが、それまでのお肌の回復は最低2週間とされています。

これはどこのサロンでも同じはずです。

執筆中…。
美眉トーク